Peach/ANA Wings 自社養成 FCAT

PeachとANA Wingsの自社養成パイロット採用試験が始まりました。

一度社会人の道を進まれた方々のエントリーも多いようで、夢のある素晴らしい制度です!

ただ、その試験の難関の一つががFCAT(Flight Crew Assessment test)です。

FCATは、エントリー → 英語試験 → ” 適性試験 ” → グループワーク → 個人面接などと言った流れですが、この ” 適性試験 ” はやはり今流行りの “ マルチタスク能力試験 ” なのかも知れません。

マルチタスク能力はパイロットワークの大きな特徴とされますが、極端に言えば誰でも日常的かつ無意識に低いレベルのマルチタスクを経験しています。

例えば、何種類かの料理を手際よく作る、電話対応をしながらPCを操作し/通り掛かった上司や同僚に会釈する、車の運転をしながらエアコンを調整し/カーナビを見て/助手席の人と込み入った会話をする … etc です。これもなかなかのマルチタスクですが、繰り返しと馴れによりいとも簡単に行っています。すなわち、誰にでもマルチタスクの基本能力は備わっているようです。

ただパイロットワークではより高度で複雑なマルチタスクが要求されるため、主たるエアラインの採用試験ではこの種の試験が含まれているのでしょう。

昔は簡単な操縦練習装置で簡単な科目をやる程度でしたが(昔は良かった♪)、時代は進み操縦科目をしながら計算や知能問題をやるなどのスタイルに変わり、現在 マルチタスクに関してはコンピューターだけで行う能力判定が主流になりつつあります。

このため各社独自の判定プログラムがあり、今回のFCATもその一つなのかもしれません。

基本的なマルチタスク能力は誰にでも備わっていると思うのですが、それを向上させるにはマルチタスク思考によるマルチタスク行動を定着させるような実技練習が必要だと思います。

フライトアミューズでは大手エアラインマルチタスク~その他エアラインFCAT等まで幅広く"脳"力向上トレーニングプログラムを用意しています。

自分にはそんなの無理!と言わず、ご自分の可能性にチャレンジしてみてください。

厳しい!?内容のプログラムですが、お気軽にご相談ください♪